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15th. HITACHI TSUJI
禁裏御用窯元/宮内庁御用達
有田焼誕生から四百年。 江戸時代、三代目頃より日本最初の磁器御用窯となった辻家。高い技術と品格、そして透明感のある美しい藍の染付は陶磁器の歴史にその名が刻み込まれ、十五代辻常陸へと受け継がれています。
KUNIAKI KUROKI
ガラス工芸作家/国の卓越技能者
西洋の素材であるガラスの中に日本人としての感性と美意識を融合させ、唯一無二の作品を次々と作り出す。代表的な「光琳」は、いく層ものガラスの間に、金やプラチナ泊を散らしたガラスの透明な輝きを与えることで、儚くも怪しい美しさを放ち、古今東西の人々を魅了しています。
YUKI HAYAMA
陶芸家/著述家
葉山有樹は歴史より受けた物語を執筆する。 物語を編み出す過程で脳裏に浮かぶ情景を作品へ変換している。伝統に根ざした文様と現代の劇画等のモチーフを巧みに融合し、人間業とは思えない程の技術で磁器に綿密な絵付けを行うアーティストである。
TETSUAKI NAKAO
陶芸家
銀河釉の焼物。複雑な色の変化の中に無数の星が輝いているように見えますが、これは金属の結晶が輝いているものです。 科学的な知識と自然の変化を読む技が融合し、銀河のような唯一無二の品格ある深い輝きを放つ焼物となります。
KAZUHIKO KOMEKYU
赤絵師/九谷米久窯
古代より赤はとてもおめでたい。 吉祥・魔よけ・生命力あふれる元気の色。 九谷焼の赤絵は緻密な線で描かれた伝統の吉祥文様が特徴。400年の歴史をもつ九谷焼の技法「赤絵細描」「赤絵金襴手」は緻密さゆえ技術を継承する作家はわずかです。
YUJI SHIMAMOTO
製作において「念いの正しさ」というところに観点をおいています。それは「心の正しさ」というべきかもしれない。白磁という気品さえ感じるキャンバスに、風になびきそうなフォルム。そこに限りなく透明感のある草花が表現され、見るものに語りかけてきます。